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田老

着彩模型

三陸リアス式海岸の中央部に位置する田老町は、「津波太郎(田老)」と異名をとるほど古来より津波による被害をいく度も被ってきた。1958年の昭和三陸津波の壊滅的被害を受け、翌年から大防潮堤の建設工事が半世紀以上にわたって進められてきた。最初の防潮堤が完成した2年後、1960年チリ地震による大津波からの完全防衛を果たし、1979年についに高さ10m、総延長約2.4㎞にわたる二重構造の大防潮堤が完成した。しかし今回の大津波の威力の前では大防潮堤も効果を発揮できず、多数の犠牲者を出すこととなった。[槻橋修]
制作地域
岩手県宮古市
制作年度
2011.10
制作者
立命館大学宗本研究室
ワークショップ
2013.4.9~12/田老公民館・グリーンピア三陸みやこ
「記憶の街ワークショップ in 田老」
縮尺
1/500
制作範囲
1500m ×1000m
模型サイズ
3m ×2m

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