学生たちが作った縮尺1/500の復元模型を被災地現地へはこび、その土地に暮らしていた方々のふるさとの記憶を模型上に集める「記憶の街ワークショップ」。参加者のみなさんとの共同作業によって、白かった模型はかつての色に彩られ、無数の「記憶の旗」が立てられます。模型を覗き込んで語られるふるさとの懐かしい思い出は、旗に書ききれないものも沢山あります。私達は地域のみなさんから伺ったお話を「つぶやき」として可能な限り書き留め、遺していきたいと考えております。 「記憶の旗」に負けず劣らず「つぶやき」は失われた街の豊かな生活感を伝えてくれます。展示会場ではこれらを冊子にまとめた「つぶやきBOOK」を展示しています。
*「つぶやき」は個人情報保護の観点より、商店の屋号等を除き、個人が特定できる情報に関してはイニシャルを用いるなど最小限の変更を加えております。「つぶやきBOOK」の内容に関するお問い合わせはこちらまでお寄せ下さい。