TOTOギャラリー・間にて2011年11月に開催された「311 失われた街」展にて出品された14の被災地域を1/500 の白い模型で再現した復元展示。美しい精巧な白模型とすることで、一瞬にして失われた日常風景が見るものの 記憶の風景と重なり合う。模型はすべて学生のボランティアによって制作された。
対象地域[14都市] 野田(岩手県九戸郡野田村)/ 田老(岩手県宮古市)/ 釜石(岩手県釜石市)/ 大船渡(岩手県 大船渡市)/ 陸前高田(岩手県陸前高田市)/ 鹿折(宮城県気仙沼市)/ 弁天町(宮城県気仙沼市)/志津川(宮城県 南三陸町)/ 女川(宮城県牡鹿郡女川町)/ 牡鹿半島(宮城県石巻市)/ 石巻(宮城県石巻市)/ 荒浜(宮城県仙台市 若林区)/ 相馬港(福島県相馬市)/ 浪江(福島県双葉郡浪江町)
1.17を身近に体験し、現在3.11以降の世界を切りひらいていく存在である、関西・西日本を拠点としている建築家32名による作品展示。各々のプロジェクト模型とパネル展示に、明日の社会へのメッセージを込める。
出展建築家出江寛、渡辺豊和、吉村篤一、上谷宏二、高松伸、村上徹、岸和郎、宮森洋一郎、木村博昭、久保清一、竹山聖、小川晋一、石丸信明、窪田勝文、遠藤秀平、長坂大、宮本佳明、梅林克、松本正、河井敏明、槻橋修、長田直之、宮島照久、芦澤竜一、竹口健太郎+山本麻子/アルファヴィル、SPACESPACE(香川貴範+岸上純子)、谷尻誠、ドットアーキテクツ(家成俊勝+赤代武志)、前田茂樹、垣内光司、畑友洋、小川文象
1995年1月17日、関西を襲った阪神・淡路大震災の当日に企画が開始され2日後に発行された「希望新聞」。復阪神本線興の最初期におけるメディアの役割を生々しく伝えていた数日分の「希望新聞」と毎日新聞の原本を閲覧展示。
クリエイティデザインセンター神戸の準備室「KIITO」が始動した研究プロジェクトを展示。阪神・淡路大震災後16年間の復興の過程で実施されたデザインやアート、建築などクリエイティブな取り組みを参照し、これからの知見を構築。
1.17/3.11私たちが生きる再生の時代は、一方で地球環境保全の時代とも言える。新しい時代を生きていく私たちは都市の文化とどのように向き合っていけばよいのだろうか。国際的なゲストによる基調講演、その内容を受け、出展作家によるディスカッションを開催。
第1部
基調講演1|フランチェスコ・ダルコ[建築史家・『カザベラ』編集長]
基調講演2|松井三郎[地球環境工学・京都大学名誉教授]
第2部
ディスカッション1|梅林克、長坂大、宮本佳明、永田宏和
ディスカッション2|河井 明、長田直之、芦澤竜一、家成俊勝
東日本大震災からちょうど1周年となる日に、被害を受け犠牲となった方々への追悼を行うとともに、基調講演、出展作家によるディスカッションを通して明日の建築・都市の可能性について語り合う。阪神・淡路大震災で活動したNY在住ピアニストによる特別演奏も予定。
第1部
(復元模型と住民の証言による朗読劇)
演出:高尾隆[演出家・東京学芸大学准教授]出演:古賀彰吾、保倉りえ、高尾隆即興演奏:Kevin McHugh制作:砂川史織企画協力:高宮知数企画:槻橋修+失われた街模型復元プロジェクト実行委員会模型制作:神戸大学槻橋研究室、横浜市立大学鈴木研究室、武庫川女子大学有志協力:座・高円寺、気仙沼みらい計画
第2部
基調講演|上谷宏二[建築構造・京都大学教授]
ディスカッション|渡辺豊和、高松伸、木村博昭、遠藤秀平
第3部
クロージンク|池宮正信 ピアノ演奏「希望コンサート」