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鹿折-Ⅰ
着彩模型
気仙沼湾の最奥部に位置し、塩田を埋め立て、豊富な地下水を活かした水産加工業で発展してきた鹿折地区。その地形的な特性により震災と津波の被害規模は気仙沼の中で最も大きい地区の一つである。南北に延びていた「かもめ通り」商店街は、鹿折に暮らす人たちの生活を支える商店が建ち並び、祭の日には虎舞が踊られ、街一番の賑わいを見せていたが、現在は跡型もない。建物の壊滅的な被害に加え、地区全体が大きく地盤沈下したため、復興の過程で街並みが被る大きな変化は免れ得ないだろう。[貫名智]
制作地域
宮城県気仙沼市
制作年度
2011.7
制作者
神戸大学槻橋研究室 + 武庫川女子大学有志 + 気仙沼市民有志
ワークショップ
2011年8月、現地の人々の語られた多くの言葉を紡ぐとともに、模型の着色するワークショップを開催した
縮尺
1/500
制作範囲
1000m ×1500m
模型サイズ
2m ×3m
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