南気仙沼駅周辺

着彩模型

気仙沼市内の新市街地にあたり、最も被害が大きかった地域の一つである弁天町・南気仙沼駅周辺。直後の火災に加え、地盤沈下も発生したため冠水が抜けない事態が続いた。また、地域を流れる大川の河川敷は桜の名所としても親しまれ、地域の人々によって大切に護られてきた。樹高を超える津波と直後の火災に晒されながらも、その年のうちに気丈にも花をつけた。嵩上げ対象地区であるため、生き延びた桜による最後の「さくらまつり」が2012年4月開催された。［貫名智］

制作地域

宮城県気仙沼市

制作年度

2011.5

制作者

ティーハウス建築設計事務所＋神戸大学槻橋研究室＋気仙沼市民有志

ワークショップ

2011年6月、現地の人々の語られた多くの言葉を紡ぐとともに、模型の着色するワークショップを開催した

縮尺

1/500

制作範囲

500m ×500m

模型サイズ

1m ×1m