浪江町の内陸部南部にある大堀地区は、江戸時代から続く「大堀相馬焼」の焼き物のまち。地面を掘ると瀬戸物の破片がでると言われていた。大 高倉山の麓を高瀬川が流れ、桜の立ち並ぶ豊かな自然に囲まれた土地であり、年に一度陶芸の杜おおぼりで開かれる大せとまつりは焼き物を求め る人で賑わった。現在は地域全体が原発の影響で立ち入り禁止となり、伝統工芸品の存続が危ぶまれている。震災直後は25の窯元すべて強制退去 を余儀なくされ、運営は停止。その後、2012年より製造拠点を二本松に移転し、事業を再開している窯元は6軒となっている。