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TOTOギャラリー・間「311 失われた街」展

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「失われた街」プロジェクト構想段階からプログラムのひとつに挙げられていたのが、展覧会。失われた多くの街や集落への追悼としての制作であるとともに、今回の大津波被害の広域性を復元模型によって体感していただくことを目的としています。
本展では岩手、宮城、福島の3県から14都市を選び、精巧な白模型で表現しています。14番目の「浪江町」のみ、津波の浸水被害を受けていませんが、避難勧告により「失われた」街となりました。
模型制作に参加した13の大学研究室の学生さん達が最後には展覧会場で一丸となって仕上げ作業に取り組みました。模型で再現された松の木の一本一本、発泡スチロールで切り出された住居のひとつひとつに、彼らのピュアな追悼の気持ちがこもっています。
主催
TOTOギャラリー・間
監修
内藤廣/原研哉
模型制作監修
槻橋修
模型制作
神戸大学槻橋研究室、萬田隆+武庫川女子大学有志、立命館大学宗本研究室、京都造形芸術大学中村研究室、京都工芸繊維大学仲・城戸崎研究室、大阪工業大学前田研究室、日本大学山中研究室、神奈川大学曽我部研究室 、東洋大学工藤・藤村研究室、名古屋工業大学北川研究室、名古屋市立大学久野研究室、宮城大学中田研究室、東北工業大学福屋研究室
展覧会URL
東日本大震災復興支援「失われた街」—LOST HOMES—模型復元プロジェクト