特別企画 バンクーバー「記憶のための未来―東日本大震災後のアートと暮らし」展
2021.02.11[展覧会/イベント]
バンクーバーで開催中の特別展*で岩手県大船渡市の模型展示が展示されています。
*: https://moa.ubc.ca/exhibition/a-future-for-memory/
東日本大震災から10周年を迎える2021年に開催中のこの展覧会は、物質的な環境が劇的に変わってしまった時、記憶とどう向き合っていくのかをテーマとしています。震災後の人々の心象風景もふくめた移りゆく風景に視点を置いています。また、この震災は単に東北と呼ばれる地域だけの話ではなく、世界につながることだと提起しています。「3.11」として知られるこの災害によって、自然と共生する生き方を人々は再考するようになったのではないでしょうか。また、震災の状況下であっても、人間にはモノを生み出し表現する欲求があり、また同様に自然にも生み出す力があることも改めて知りました。
展示作品は様々な記憶、感情、そして想像力を呼び起こします。震災やそこから今も続く多くの被災者が生活を立て直す試みを忘れないために、記憶を語るモノとして以上の役割があります。つながりを生み出し、それを次の世代へつなげていくことで、私たちの記憶に未来はあると信じています。
展覧会担当キュレーター:中村冬日
*: https://moa.ubc.ca/exhibition/a-future-for-memory/
東日本大震災から10周年を迎える2021年に開催中のこの展覧会は、物質的な環境が劇的に変わってしまった時、記憶とどう向き合っていくのかをテーマとしています。震災後の人々の心象風景もふくめた移りゆく風景に視点を置いています。また、この震災は単に東北と呼ばれる地域だけの話ではなく、世界につながることだと提起しています。「3.11」として知られるこの災害によって、自然と共生する生き方を人々は再考するようになったのではないでしょうか。また、震災の状況下であっても、人間にはモノを生み出し表現する欲求があり、また同様に自然にも生み出す力があることも改めて知りました。
展示作品は様々な記憶、感情、そして想像力を呼び起こします。震災やそこから今も続く多くの被災者が生活を立て直す試みを忘れないために、記憶を語るモノとして以上の役割があります。つながりを生み出し、それを次の世代へつなげていくことで、私たちの記憶に未来はあると信じています。
展覧会担当キュレーター:中村冬日
会場
ブリティッシュ・コロンビア大学人類学博物館*
*: https://moa.ubc.ca
*: https://moa.ubc.ca
会期
2021年2月11日〜9月5日
主催
ブリティッシュ・コロンビア大学人類学博物館*
*: https://moa.ubc.ca
*: https://moa.ubc.ca
キュレーター
中村冬日
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