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「ふるさとの記憶」模型展 in 大川地区

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2021年の11/19~11/26に、石巻市大川地区の復元模型の展示会を開催しました。

多くの方にご来場いただき、ご来場いただけた方からは、
「模型を見て、震災前の自分の知っている場所や人の家がわかってよかった。震災前の街並みをもう一度見ることが出来てよかった」
「赤色の記憶の旗(災害時の記憶を記載し模型に挿してある旗)が特に心に刺さった」
「10年経つとどうしても風化する。(このような取り組みは)大事だと思う。続けて欲しい」
「いつも模型を見れると嬉しい。常設してほしい」
と言ったご意見をいただくことができました。

また、同時に大川地区の釜谷・間垣地区(大川小学校付近)の復元模型の修理を、神戸大学・愛知淑徳大学・宮城大学の学生が行なっておりました。愛知淑徳大学の久保井 聡先生も引率として来られました。

太陽熱でたわんでしまった北上川の水面の模型(アクリル板)を新しいものに張り替えたり、北上川にかかる橋の補修をしたりして、綺麗にすることが出来ました。
末長く語り部活動などに使っていただければと思います。

初めて大川地区に行く学生ばかりだったのですが、現地の方々との交流もできたようです。
会場
長面・尾崎地区模型展示:大川震災伝承館
釜谷・間垣地区模型展示・補修:「ふるさとの記憶」模型展示施設
会期
2021.11.19-26(模型修理は11/21-25)
主催
大川地区「記憶の街」模型復元プロジェクト実行委員会
助成
石巻市「心の復興」事業
協力
「失われた街」模型復元プロジェクト実行委員会
協賛
ダウ化工業株式会社
模型作成
神戸大学槻橋研究室
名古屋市立大学久野研究室
愛知淑徳大学都市環境デザイン専修学生有志+清水裕二ゼミ+水谷夏樹
東北工業大学学生有志団体colors有志+建築学科学生有志+福屋研究室
東日本大震災復興支援「失われた街」—LOST HOMES—模型復元プロジェクト